登山・キャンプギアで作る防災セット|アウトドアグッズを賢く流用して市販品より充実した備えを

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はじめに

「防災グッズ、ちゃんと準備しなきゃな…」と思いつつ、なかなか腰が上がらない方、いませんか?

実は私もずっとそうでした。でも、ある日気づいてしまったんです。

「登山やキャンプで使っているギアって、そのまま防災グッズになるんじゃないか」と。

アウトドアギアは過酷な自然環境でも使えるように設計された、いわばサバイバルのプロ仕様。軽量・コンパクト・機能的な道具たちは、非常時にこそ本領を発揮します。

今回は、登山やキャンプで使用している道具を流用した「防災セット」を紹介します。特にアウトドア好きでギアをたくさん持っている方には、手元で使っていない余ったギアを組み合わせるだけで、市販の非常袋セットよりも安心・充実した防災セットが完成するというお話です。

日頃からよくアウトドアに行く方はそのままの装備を防災セットとして準備しておくのも良い方法ですが、ギア好きでたくさん持っているという方はぜひしばらく使っていない余ったギアを活用してみてください。きっと「もうこれで十分じゃないか」と思えるセットが揃うはずです。

登山・キャンプギアで作る防災セットの全体像

まずは防災セットの中身として揃えておきたいアイテム一式はこちらです。

  1. バックパック
  2. テントセット
  3. クッカーセット
  4. エマージェンシーセット
  5. 寝具類(マット・エスケープビヴィ)
  6. 水関係
  7. 手拭い
  8. 食料
  9. バッテリー関係

一つずつ、どういったアイテムを選んだかを詳しく紹介していきます。

①バックパック|すべての起点となる大容量ザック

まずはすべてのアイテムを収納するためのバックパックです。後ほど紹介するアイテムがすべて収まるものであれば基本的にどんなものでも問題ありません。

私の場合、山と道のmini・mini2・Threeの3種類を所持しています。普段は1泊2日程度の旅行でminiを使用する機会が多いため、あまり出番がなく容量に余裕があるThreeを防災セット用として選びました。

容量は40Lと登山のテント泊でも十分なサイズで、これから紹介するアイテム以外に「これも持っていきたい」と思ったものを追加で詰め込めるゆとりがあります。

普段あまり使っていない大容量ザックをお持ちの方は、そのまま防災セット専用として活用するのがおすすめです。

②テントセット|「避難所がいっぱい」に備える保険

基本的に災害時は避難所へ避難することが想定されますが、次のようなケースも十分考えられます。

  • 避難所が自宅から遠い
  • 満員で入れない
  • プライベートな空間がなくて精神的につらい

こうしたリスクに備えて、バックパックの容量に余裕があることもありテントセットも入れています。

私は軽量な自立式テントを持っていないため半自立式を使っていますが、ペグ打ちをしなくても大体の形はキープできます。テント内で荷物の配置を調整すれば、半自立部分の弱さはある程度補えます。軽量テントを一つ持っているだけで、いざというときの選択肢が大幅に広がります。

③クッカーセット|温かい食事が心を救う

非常時に温かいお湯を用意できること、火が使えること、これは想像以上に心強いです。「温かいものが食べられる」というだけで、精神的な安定感がまったく違います。

私の場合、特に軽量ギアにこだわらず、手元で使っていなかったスノーピークのトレック900を活用しています。クッカーを汚さずに済むようにスクリューロックも用意していて、お湯を沸かしてそのまま食事できる手軽さが気に入っています。

また、ガスが使えなかった場合の保険としてアルコールストーブも用意しています。どんなトラブルが起こるかわからない非常時だからこそ、火をつける手段はリスク分散しておくことが非常に大切です。

④エマージェンシーセット・手拭い|普段のアウトドアから常に携帯

アウトドアに出かける際に必ず持ち出しているのがエマージェンシーセットです。気軽な日帰り登山でも何が起こるかわからないので、これだけは必ず携行することをおすすめします。

私が普段持ち歩いているエマージェンシーセットの中身はこちらです。

  • エマージェンシーブランケット
  • ティッシュ
  • ライター
  • マッチ
  • 絆創膏
  • 常備薬
  • 消毒綿
  • 耳栓
  • ツールセット
  • マダニとり
  • ダクトテープ
  • コンタクトレンズ
  • 歯ブラシ
  • 浄水器
  • ヘッドライト
  • サポーター
  • ポイズンリムーバー
  • 手拭い

三角巾やテープ類は防災専用として別にまとめています。正直なところ、テーピングの巻き方や三角巾の正しい使い方を知らないので、普段のアウトドアでは持ち歩いていません。ポイズンリムーバーも冬季は不要になることがあるので別枠です。

登山では下山時に膝が痛くなることがあるため、すぐ対応できるようテーピングの代わりにサポーターを携行しています。

手拭いは体を拭く・止血など多用途に活躍するのでぜひ1枚入れておいてください。

防災セットとして特に必須なのは、数回分の常備薬、寒さをしのぐエマージェンシーブランケットヘッドライト浄水器、そしてライターとマッチ(両方)です。火をつける手段も複数用意しておくことで、より安心感が増します。

絆創膏などのアイテムジップロックに入れておくと、濡れて使えないという事態も防ぐことができておすすめです。

⑤寝具類(マット・エスケープビヴィ)|最低限の睡眠環境を確保

寝具類はエアマット・エアピロー・エスケープビヴィの3点です。

寝袋については、圧縮して常備し続けると保管上よくないためリストに入れていません。その代わりにエスケープビヴィで最低限の寒さをしのげるようにしています。

エアマットは普段電動ポンプで空気を入れますが、緊急時には電源が使えない場面も想定されるため付属のポンプサックも一緒に入れています。ザックの背面にはminimalistPadも入っているので、底冷えする時の断熱材として活用できます。

⑥水関係|命に直結する最重要アイテム

水関係は1L分の備蓄水とウォーターボトルを用意しています。

「1Lじゃ少ない!」と思われるかもしれませんが、エマージェンシーセットの中に浄水器を入れているので、ウォーターボトルと組み合わせることで川や雨水などから飲料水を確保できます。

ただし水は命に直結する最重要アイテムです。状況や人数に応じて追加の備蓄を検討することを強くおすすめします。余裕があれば1〜2Lのペットボトルを別途追加しておくとより安心です。

⑦食料|72時間(3日分)を目安に準備

災害発生から72時間(3日)が生存率の分岐点とも言われています。最低でも3日分の食料を用意しておくことが推奨されています。

極力水を使わずに摂取できる食品を選ぶと、貴重な水を食事以外のために温存できるので安心です。カロリーメイトや乾パン、羊羹など、常温保存できてすぐ食べられるものを選ぶのがポイントです。

今回紹介しているセットは水を使う調理を前提にしている部分もあるので、水の備蓄量はもう少し増やしておくと安心です。この点は今後も継続して見直していきたいと思っています。

⑧バッテリー関係|情報収集の命綱を守る

今やスマートフォンは連絡手段だけでなく、地図・ニュース・行政の避難情報など貴重な情報収集ツールでもあります。

災害時にどれだけ電波が繋がるかは未経験なので未知数ですが、「使える時にバッテリー切れ」というのが一番の懸念材料です。モバイルバッテリーと対応ケーブルは必ずセットで準備しておきましょう。できるだけ大容量のものを選ぶのがおすすめです。

今回紹介したアイテムの購入先・価格を確認する

記事で紹介したアイテムをまとめました。Amazon・楽天市場でそれぞれ価格・在庫をご確認ください。

▼ バックパックを 楽天 で見る

今回紹介した山と道のThreeではありませんが、フレーム付きながら軽量・強靭な素材のDCHを使用しているのでUL登山を検討している人にも非常におすすめのバックパックです。


▼ エマージェンシーブランケット を 楽天 で見る


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おわりに

以上、私が登山・キャンプグッズを流用して準備している防災セットを紹介しました。

アウトドアギアは機能性が高く、軽量・コンパクト・耐久性に優れたものが多いため、非常時にこそ本領を発揮します。「いつか防災グッズを揃えなきゃ」と思っている方は、まず手持ちのアウトドアギアを見直してみてください。意外と揃っているものですよ。

いつ起こるかが全く予測できないからこそ、常に準備しておくことが大切だと私は考えています。この記事が少しでも皆さんの防災意識のきっかけになれば嬉しいです。

動画でも詳しく紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。「これもあったほうがいいよ」「この記事が参考になった」など、コメントいただけると嬉しいです!

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